チャナと私

ある日の朝。ご飯拒否のチャナです。

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朝食に関して、食べないことの方が多いです。健康診断では問題ない。食べないなら、無理して食べさせる必要はなし。すぐ引き上げることにしてる。

それとは別に、チャナは、何かあると、すぐに食べなくなるほどのストレスを感じてしまう。チーズや肉でも、何かを察すると食べない。

日常の世話でも気をつけてはいるものの、私の動きを見て逃げることがあるから、私がすることが、嫌悪になることが多々あることを示している。(単に距離を取りたいだけかもしれないけれど)私が認識している部分もあるし、そうでないことも多くあるようだ(~_~;)

生後半年の頃、他のトレーナーさんがチャナと私を見て、罰(叱る、体罰)を与えているというような見解を示したことがある。確かにチャナの反応を見たらそう見られても仕方がなかった。(叱ってるばかりなんじゃない?みたいなのはその人の想像になる。事実は私の動きとリンクして、チャナが回避行動をしたということ。想像は事実とは限らない。主観で人を傷つけるかもしれない。気をつけなければ…)

とにかく、すぐ食べなくなるから、食べ物を使った対応がうまくいかなかった。それは、食べ物を使う方法がダメなのではなく、ものすごく、細かいレベルで刺激を区切らなければならなかったということ。私は彼女に対して、大雑把過ぎた。それまで、どれだけ犬の寛大さに助けられてきたんだろうと思う。

それでも、今まで約2年半、根気強く付き合って、やっと、ある程度の刺激下でも食べられるようになってきた(生後2ヶ月から付き合ってるのに…)
途方にくれたハーネス慣らしも自分から頭を差し出すようになってきている。動物病院で検温時に、看護師さんが差し出すトリーツをお尻を気にしながらもパクパク食べていた。1年前なら同じ手続きをしても難しかったように思うことが、受け入れられるようになってきている。

地道な作業です。純血種は、個体差はあれど、人に飼いやすく改良されたんだなーって、よくわかります。

チャナに学ぶことがたくさんある。チャナに出会わなければ、こんなに細かく手順を踏むことを経験することができなかった。これくらい大丈夫だろう、という、私の甘さがチャナにストレスを与えていたのは事実。うまくいかないこともたくさんあって、だけど、良いこともたくさんあって、まだまだ成長中です。