新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

我が家では、昨年から猫が加わり、さらに賑やかになりました!猫を迎えることで、今まで見えてこなかったことに気づけるようになりました。

例えば、動物病院での犬の飼い主さんのマナーに関して、猫を連れて病院に行くとその振る舞いに困ることが多々ありました。待合室での犬同士の距離、またその他の動物との距離に無関心な方が多く、そのことで、お互いの動物がストレスになっていることがあります。クレートに入っている動物のそばを通る際にも、リードで制御されているので、触れることはなくとも、すぐ近くで、犬の首が締まり、滑って床をカシャカシャする音、吠えなくても、息が上がりハァハァゼェゼェ・・・その存在感だけでも、おとなしく待っている犬や猫やフェレット、ウサギなどのその他の動物にはストレスになります。予防医療のために来院する動物ばかりではありません。本当に具合の悪い子もたくさんいるのが病院です。うちの猫は本当に具合が悪く病院にかかりましたので、犬を連れた飼い主さんの配慮のなさに残念な思いでいっぱいになりました。それとともに、私自身、犬を連れている時、他の動物や飼い主さんに配慮できているだろうか、と改めて考えることとなりました。

おそらく、吠えたり落ち着きのない犬をどうにかしようとしようとしてらっしゃる方も多いのだと思います。ですが、それを犬のせいにしてらっしゃる方がとても多いです。犬が悪いことが前提ですので、犬を叱ります。リードで引っ張り返す、ショックを与える。吠えたらマズルをつかむ、「ノー!」「いけない!」と鋭い声で言うなどが繰り返されています。動物病院の待合とドッグランは、犬にストレスを与える飼い主さんの姿でいっぱいです。そのような時、飼い主さんがしなければならないのは、そう飼い主さんが言わざるを得ない状況に陥っている犬を助けることです。他の犬との距離が近すぎるのなら離れたり、相手が見えない位置に移動したりすることです。助けることをせずに、罰を与え叱るような行為は、荒波にのまれ溺れている子供を助けることもせず、泳げないことを叱るようなものでしょう。

・・・年末に、動物病院に頻繁に通いましたので、思うことが多くあり、年初めからうんざりしてしまうような内容になってしまいました。すみません。

きっと、犬のしつけに興味を持つときというのは、犬の悪行をどうにかしたいときなのだと思います。ですが、私はその答えをダイレクトにお返しすることができません。なぜなら、犬が悪行を働いていると考えないからです。ですから、出張トレーニングなどでも、犬をどうにかして直したいと言う場合には、すぐにご納得いただける内容ではないかもしれません。

犬のストレスを最小限に、犬のやりたいことをやらせてあげ欲求を満たしながら、人の社会で迷惑になることのないような犬との暮らしをご提案したいと思います。頑張るべきは犬ではなく人です。飼い主さんにとって、犬に心地よく楽で楽しくハッピーな環境を提供することが楽しみとなりますように。そのような飼い主様が増えますようにと願っています。

チャナ(左)ゴマ(中)エディ(右)

彼らが私の先生です。常に彼らがハッピーでいられるように。今年も精進致します!

2017.1.4 BlueSkyWanドッグトレーナー 中田美穂子,CPDT-KA

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