エディとチャナの避難訓練

先日の熊本地震では、大変な被害となりました。被災された皆様には心からお見舞いを申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の方には、心からお悔やみ申し上げます。

各地で大きな地震があり、私も大地震に見舞われるものと覚悟を決め、以前よりきちんと準備を始めました。非常用の品物を揃えるのはもちろんなのですが、それも被害状況によっては持ち出せないこともあるかもしれないと思いつつ、下記リンクのパンフレットを参照に犬用の非常袋も用意をしました。入れ物は、エディが以前使っていたキャリーバッグにしました。

「備えよういつも一緒にいたいから」〜環境省パンフレットhttp://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2309a.html

フードについては、いつも多めにストックしておき、消費しながら備えるようにしました。人間のも同じ方法で、缶詰等は多めにストックしておくようにしてます。

物については、心がけて購入し備えるとして、行動については、日頃の練習が大切です。私がクライアントさんにいつもお伝えするのは、クレートトレーニングの大切さです。クレートに速やかに入れる、クレートの中で落ち着くことができる、というのは、犬にとっても人にとっても重要なことだと考えています。

そして、フードを消費しながら、賞味期限、ストックの量を日常で管理することと同じように、クレートも同じように日常的に備えるのが一番良い方法だと思います。

日頃から、クレートに入って休む習慣をつけることで、いざという時にすぐ犬たちの安全を守れることにつながります。

そういうわけで、我が家も改めて、練習です。

エディは、家で使っているクレートで全く問題なし。チャナは、いつもはケージですが、いざという時に運び出そうとするのは無理なので、以前買った、キャスター付きのキャリーでいけるかな、と考えていたのですが、いざ入ってもらうと、はみ出てしまう・・・。

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そう、体重的には容量Okでしたが、長さが足りなかった。でも、一時的と考えれば、ある程度軽くて、丈夫で、視界が簡単に遮ることができるので、良いかもしれないと思いつつ。

とにかく、どんなハウスにでも入れるということは大切!この黒いキャリーも、いきなりは入れませんでしたから、トリーツを使って、「ハウス」の合図でパッと入れるように、改めて練習しました。クレートを用意してあるけど練習してない、または、ずいぶん前に練習したけど、最近全然入ってないな、という場合は、改めて練習すると良いですね。

IMG_4277仕事先では、折りたたみ式のソフトクレートに入っていてもらっています。破ったりしなければ、これはかなり使えます。カバンに入るほど小さく折りたためるのでいいですね。でも、冬場だとかなりの静電気が起きます。中で犬がくるくる回ると、布がこすれる音が気になるかも。

雨の日や家の中で暇そうな時、遊びを兼ねて、ハウスを練習するのは、結構楽しいです。少し離れた場所にクレートを置いて、「ハウス!」で、一目散にハウスに入るのは、犬も人も楽しいひと時を過ごせます♪

犬との同行避難、同伴避難は実際どうなるかわかりません。結局のところ地域にもよるようですし。でも、周りの方に受け入れてもらえるような飼い方が日頃から必要だろうと思います。例えば、キャンプや旅行に連れて行ってもさほど迷惑にならないような立ち居振る舞いが、犬も人もできるようになっていれば、避難先でも受けれてもらえる可能性が高いかもしれません。

あと、個人的には、チャナを連れて仕事先で被災した場合、歩いて帰ることを想定すると、チャナに靴を履かせる必要があるのかどうか、というところが気になっているところ。それを想定するなら、靴の練習しなくちゃなぁ。これは、早めに始めて、地道に練習しないといけない項目です。足、4つもあるし・・・これはなかなか大変かも〜。でも、楽しく、やってみるのもありかな〜。